07.28
SUVシリーズ第三弾となる「T-Roc」が発売開始
日本市場で今もっとも需要のあるSUV。国内外のメーカー問わずSUVモデルが多くラインナップされるなか、ドイツの大手自動車メーカー“フォルクスワーゲン”から新型クロスオーバーSUV「T-Roc」が発売された。ティグアン、Tクロスに続くSUVシリーズの第三弾の本作は、VWの基幹車両であるゴルフのような親しみやすさが特徴だ。
ティグアン、Tクロスに続くSUV
現在VWのSUVシリーズといえば、昔からラインナップにある「ティグアン」をはじめ、今年1月に日本でも発売開始された「Tクロス」がある。そして今回追加された「Tロック」は、ティグアンとTクロスのちょうど中間辺りに位置するモデルだ。例えるならば、Tクロス=ポロ、Tロック=ゴルフ、ティグアン=パサートといったような感じ。
エモーショナルなエクステリアデザイン
クーペのような流麗なスタイルを意識したというだけあって、本格SUVのようなゴツさをあまり感じさせない都会的なデザインが特徴のTロック。LEDデイタイムランニングライトを組み込みスポーティさを強調したフロントフェイスや、サイドにクロームパーツをあしらうことでスタイリッシュさもアピール。全体のサイズ感は4,240mm、1,825mmと、日本でも人気の高いゴルフと同等なので取り回しも良好。さらにVWとしては初となるツートンカラーが設定され、全9色から好みの組み合わせを選ぶことができる。
実用性の高いインテリア
インテリアのデザインに関して正直、特筆すべき点はあまりないが、逆に言えばいつものシンプルながら実用性を重視した安定の仕上がりとも言える。しかしながら先行車を完全停止状態まで自動追従して走行するアダプティブ クルーズコントロール「ACC」 (全車速追従機能付)や、プリクラッシュブレーキシステム「Front Assist」(歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付)といった上級モデル譲りの先進安全装備を全車標準装備しているのが最大の特徴だ。
さらにコンパクトクラストップレベルである445L(最大1,290L)もの荷室を備え、Tクロスよりもアクティブなユーザー向けであることが感じられる。
長距離ドライブでも快適なエンジン
Tロックには最高出力110kW(150PS)、最大トルク340Nmを発揮する「2.0 TDIエンジン」が搭載される。またVW伝統の7速DSGを組み合わせることで滑らかな発進と共に力強い加速も実現している。燃費に関してはWLTCモードで「18.6km/L」と非常に経済的。
小さすぎず大きすぎないちょうど良いサイズ感のTロック。いまどき必須の安全装備も標準で備えつつカラーリングも豊富。これからSUVの購入を検討している人にぜひオススメしたい一台だ。
TDI Style ¥3,849,000
TDI Style Design PKG ¥4,059,000
TDI Sport ¥4,199,000
TDI R-Line ¥4,539,000
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