2020
06.18

レクサスのコンパクトFRスポーツ「IS」がマイナーチェンジ

Car, Japanese

初代モデルが登場した1999年以降、「クルマを操る楽しさ」を追求し、人気を博しているレクサスのコンパクトFRスポーツ「IS」がマイナーチェンジされ、2020年秋頃に発売される。ISはその運動性能の高さやスポーティなデザインが評価され、20年以上にも渡って累計約109万台を販売している。

Lexus International プロジェクトチーフデザイナー 平井 健一氏のコメント

「“Agile(俊敏) & Provocative(挑発的)”をデザインコンセプトとし、走りを予感させるワイド&ローなスタンスと、シャープなキャラクターラインによるアグレッシブなデザインを目指しました。高い意匠性を実現するために、早期から製品企画、生産技術、設計、デザインがそれぞれの叡智を結集し、一丸となって開発に取り組んだことで、低重心で4ドアクーペのようなプロポーションや抑揚の効いた造形など、新しいISの世界観を実現することが出来ました。また、カラーデザインやオーナメントなど細部までつくりこむことで、味わい深い内外装を追求しました。クルマを操る楽しさの熟成をデザインからも感じていただけると思います。」

スポーティなエクステリアデザイン

ISのアイコンでもある新意匠のスピンドルグリルは、グリルの先端を起点に立体的な多面体構造とすることで押し出し感を強調。また、スピンドルをモチーフとしたブロック形状とメッシュパターンを組み合わせ、スポーティな印象を獲得している。新開発の小型軽量ランプユニットを搭載した薄型のヘッドランプの採用に加え、低く構えたグリル周りとそれに合わせて下げたサイドのキャラクターライン、トランク後端の造形で重心の低さを表現した。

張り出した前後のフェンダーやL字をモチーフにした一文字型のリアコンビネーションランプ、さらに立体的なバンパーガーニッシュを採用。加えて新意匠の19インチホイールや、ワイドなトレッドによりスポーティな走りを予感させるプロポーションを実現した。

緩やかに傾斜したリアクォーターピラーがサイドから回り込む引き締まったキャビンシルエットとしたほか、張り出したリアフェンダーとのコントラストでアグレッシブな印象を際立たせている。

意匠に溢れたインテリア

一方インテリアでは、新たにタッチディスプレイが採用されたマルチメディアシステムのほか、ドアトリムの一部にLEXUSの新たな加飾表現である複数のエンボスラインを交差させたグラフィックパターンを採用。さらにオーナメントパネルにアッシュ(オープンフィニッシュ/墨ブラック)、ブラックジオメトリーフィルム、F SPORT専用サテンクロムを新規採用し、スポーティなインテリアを強調した。

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