2020
08.28

<Audi>フラッグシップセダンの新型Audi S8がデビュー

Car, Import

アウディはA8をベースとしたフラッグシップセダン・新型S8を8月25日より全国のアウディ正規ディーラーにて販売している。

専用装備を纏ったスポーティセダン

エクステリアではS8専用のバンパーや4本出し楕円エキゾーストフィニッシャー、ダブルスポークデザインがスポーティさを際立たせる9J×21の大口径ホイールを採用。インテリアにはカーボンのデコラティブパネルや、バルコナレザーを用いたスポーツシートを採用することで上質な空間を演出している。

新型S8のボディ構造は、アウディのブランドスローガン 「Vorsprung durch Technik(技術による先進) 」を体現し、初代A8に採用して以来、進化し続けているASF(アウディスペースフレーム)を採用。アルミニウムやカーボンファイバー強化プラスチックといった素材を各所に組み合わせ、高強度・高剛性なボディとすることで、正確なハンドリングや上級セダンに求められる高い静粛性を実現した。

571馬力を生み出す4リッターV8ツインターボエンジンを搭載

Sモデルはアウディのスポーツモデルの名称であり、各シリーズの上級グレードという位置づけになる。この新型S8もまた然りで、パワートレーンには最高出力571PS、トルク800Nmを発揮させる4リッターV8ツインターボエンジンを搭載。8速ティプトロニックトランスミッションとquattro(フルタイム4WD)を組み合わせることで圧倒的な走行性能を発揮する。

さらに新型S8では「マイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)」を新たに搭載しており、これは48Vリチウムイオンバッテリーとクランク軸にベルトを介して連結されるBAS(ベルト オルタネーター スターター)を中核技術とするスタートストップシステムで、48Vという電圧を用いたエナジーリカバリーシステムにより、高いエネルギー回収効率を実現。減速および惰性走行時にはシリンダーオンデマンド (Cod)により、エンジンを停止して燃費を改善してくれる。

四輪操舵により取り回しも良好

シャシーはレーザースキャナーといった光学機器を用いて路面の凹凸を先読みし、サスペンションストロークをリアルタイムで制御する「プレディクティブアクティブサスペンション」を搭載。また65km/h以下ではリアタイヤはフロントと逆方向に最大5度まで電子制御により操舵し、最小回転半径を小さくして取り回しの良さに貢献。中高速ではリアタイヤはフロントと同方向に操舵され、操縦安定性を向上させるダイナミックオールホイールステアリング(四輪操舵)を装備する。さらに、リアスポーツディファレンシャルをquattroに組み合わせ、快適かつダイナミックな走行性能を実現した。

Audi S8 ¥20,100,000(税込価格)

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