2019
12.24

Windows7をWindows10に無償で簡単アップグレード

Mac, Windows

当社のPCはMacintoshが主流のため、Windowsアプリを使用する場合はParallels Desktop使っている場合が多い。このアプリがあまりに便利でWindowsマシンを廃棄して、Parallels Desktopへ移行したマシンもあるほどだ。

Windows XPまではSONY VAIOを購入し、その後のWindoes7ではDELLを使っていた。しかしWindows7のDELLの起動や操作が段々重くなってきたため、Parallels Desktopへ移行してみると、専用機と比べてあまりに快適な作業環境に激変したため、それ以外のマシンも移行した経緯がある。

今回、その移行してきたWindows7たちのサポートが2020年1月14日に終了するとのこと。たしかにWindowsを立ち上げるたびにサポート終了のアナウンスが表示され、それを見ない振りをしてやり過ごしてきたが、9月あたりからとうとう銀行のネットバンキングでもWindows7のサポート終了のアナウンスがされ始めた。

もう12月。かなりここまで追い詰められた感じがするが、Windows7をWindows10にアップグレードをすることにした。当初はOSのアップグレードを購入して行う方法を考えた。このやり方が一番オーソドックスではあるが、専用機にインストールするのではなく、Parallels Desktopでアップグレードを行うため難易度が上がる。過去にWindows XPをwindows7にアップグレードしたことがあるが、すごく面倒で何回か失敗した記憶がある。たしかParallels Desktopも初期の頃で今のような操作性ではなかったからだろう。ただ、その時の記憶によってアップグレードをやりたくなかった。

次に新規でWindows10を購入し、クリーンインストールを行い、設定を手作業で移行する方法を考えた。インストールまでは非常に簡単で、メールの設定などは専門家なのでそんなに苦労はない。ただ、銀行関連の証明書などが非常に面倒な上に設定しないといけないマシンも多数と……こちらもの案もやりたくないと正直思った。

そんな思いを抱えながらググってみると、以下のサイトにたどり着いた。

専用機なら簡単にできるのか!と理解した。これってParallels Desktopでも流用できるのか?? もしできるのであれば、簡単に移行できるのではないかと期待した。さらにMicrosoftが提供している無償ツールというのにも大きく惹かれた。こんな良きツールがあるのならということで、さっそくテストマシンのMac Bookで試してみた。

すみません。全くスクリーンキャプチャーは取っていません。結論からいうと簡単に移行できました。上記サイトをよく読んでそのとおり実行すれば、Windows7をWindows10にアップデートできました。

アップグレードをしていて、数台にParallels Desktop特有のエラーがでた……。エラーの内容はParallels Desktopの構成でのメモリの割り当てが1GB程度だとメモリ不足によるインストールエラーとなる。ほとんどの弊社Macに搭載されているメモリは32GB〜64GBであったこともあって4GBほど割り当て、プロセッサを2に変えてから作業すると、すんなりアップグレードできた。

メニューバーにある「処理」>「構成」

上記さえ注意すれば、あとは簡単インストールでアップグレードが完了。Parallels Desktopでwindows7だったマシンはもちろんのこと、Windows7専用機もこのMicrosoftが提供しているツールで、Windows7からWondows10に無償で簡単アップグレードできた。

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